2014年抱負

 ああもう2014年になってしまいました。去年から始めたブログで、これまでは技術的なものがメインでしたが、Twitterでは書ききれない長文など、必ずしもUnityやCGに関係ないものも書いていこうかなと思います。

 それでは今年の抱負です

1.イラスト描き

 当初はゲーム制作のキャラデザのため、という目的で描き始めました。最初はTwitterに上げるだけ、1年くらい経ってからはPixivにも投稿し始めました。Pixiv初投稿が2012/1/9ですので、描き始めてから大体丸三年といったところです。
 
 最近はキャラデザ云々よりも、Pixivでの評価、ランキング入りなどが目的になっており、絵自体も版権絵のR-18がほとんどです。最近何かとその類の絵は風当たりが強いですが、やっぱり楽しくなければ続けられませんので、これからもその方向性で進めていくと思います。

 そして今年絵を描くうえでの課題は

・人体構造を正しく(その上で強調して)描く
・ちゃんと服を描く(裸だけ描かない)
・構図をちゃんと考える(エロ絵ならポージングなどの工夫で体が占める比率を高くする)
・背景をちゃんと描く(写真を参考にしたり、3DCGの活用もしてみたい)
・複数人の絡み、背景とのマッチングを正しく描く
・描く速度を上げる(=誤り訂正に時間がかかっているので、一発で正しく描けるように)

 大体こんなものです。課題はわかっているものの、それをクリアするための練習方法は
いまいち思いつかなかったりします。ただ全体的な傾向として、立体の把握が出来ていないことに
起因する問題が多いようなので、立体物(フィギュア)の模写やパースを常に意識しながら描く、
というところになるんでしょうか。
 漫画(同人)に関しては当初の目的から外れすぎてる、かつ負担が大きいというのもあり、
今年もやらないと思います。

※塗りに関しては、それが本業(ピクセルシェーダなんて塗りそのもの)なのでそれほど悪くないと思っています。可愛さの基準(画風?)に関しても、大量のアニメを見たり、漫画やラノベを読むことなどによって、大体最新の絵柄についていけてる気はします。

数値目標

1.20作品平均100ブクマ(Pixivの管理ページが1ページ20作品なので)
2.年間100作品以上描く
3.1作品でも評価6000点、1000ブックマークを超える(今の最高値の2-3倍くらい)
4.R-18デイリー30入り

にしておきます。
すべて現状から考えるとかなり難しい、けど不可能ではない、くらいですかね。運が良ければ1-2個は達成できるでしょう。

2.ゲーム制作

 これも去年、というか子供のころからずっと続けていることではあるのですが、いまだ完成には至っていません。完成に至らない、というよりまず始まっていないという方が正しいですが。

 ここ数年UEやUnityを使いゲームエンジンや、使われているグラフィックス技術にはそこそこ詳しくなりました。ただゲーム制作全体の進め方については全くの素人で、いくらやる気があるといっても難しいところがあります。

 正直去年1年だけでも何度諦めたかわかりません。(諦めれば楽になれる…土日外に遊びに行ったり、ゲームもいっぱい出来るし、面倒なこと考えずに済むし…とか)
 必要っぽいアセットを試しに作っては仕事が忙しくなり未完成で諦め、また一から作っては諦めて捨て……その繰り返しでした。そこらへんについて、忘年会で会ったゲーム制作のプロの方に相談してみたところ

・とりあえず小規模で完成させてどんどん改良していく
・見た目はともかくゲームとして成立するプロトタイプを作成したうえで、細部のクオリティを上げていく

 という指摘でした。お絵描きやグラフィクスに関して多くのリソースを掛けていたため、最初の取っ掛かりをキャラクターデザインや3Dモデル、レンダリング手法などに求めていましたが、それがまず間違っていたようです。
 今考えると当たり前です。絵や3Dモデリングに関して私はまだ発展途上であり、描けば描くほど、作れば作るほど上手くなります。そんな不安定なものをベースにして開発が進むわけないんです。
 というのともう一つ、むしろこちらの方が重要なことだと思いますが、絵やモデルは簡単に差し替え可能だということです。後からいくらでも変えられるところを最初にやっていてもしょうがない気もします。
 では差し替えが無理な(or改良頻度が低い)もの、つまり土台として成立するものは何かと考えると、上記指摘された通りですが

・ゲームのシステム部分(UIシステム、画面遷移、セーブ、ロード、オプションなど)
・ゲームプレイに必要な要素(ユーザ入力、キャラクタコントローラ、敵味方AI)

などですか。一方差し替え可能なものは

・シナリオ
・絵
・3Dモデル
・グラフィックスシステム
・音楽、効果音

などでしょう。
これらはクオリティが低くても(もしくは無くても)最低限ゲームとして成立します。
(昔のゲームは確かにそんな感じでした)

 1の絵の課題に関しても同じことが言えますが、個人的な嗜好なのかそれともアマチュアが陥りやすいところなのでしょうか、基礎的な部分が疎かで細部にこだわってしまう傾向がありました。今年はそこを念頭おいて頑張りたいところです。

(というか、絵は3年の素人ですがプログラミング歴は十数年で、本来そっちのほうが簡単に出来るんですよね。
システム面なんかは誰が作っても同じようなものでしょうし、AIは本を見ればそれなりに作れます。
絵と違って、曖昧さがないところなので、簡単なはずなんです。)

ゲームに関する数値目標

絵やグラフィクスはともかく年内に一通り遊べる完成品を作ってリリースする

 しかしこれでは遅すぎる(最悪プロトタイプに1年かけることに)ので、ゲーム部分に関しては2月末くらいまでに終わらせて、以降は絵やモデル、AIのクオリティアップに力を注ぐ感じでいきたいです。

まとめ

 とりあえず抱負はこんな感じです。もうこれだけ出来れば十分で、これ以外のことについては
かなり適当に、というかもう本当、どうでもいいです。

 仕事はなるべく効率的に楽に、難しいことや新しい概念が出てきたらゲーム制作に転用、という感じで。遊びはアニメとゲームですが楽しむのと同時に観察、研究することも忘れずに。
 健康的な生活(食事も)を心がけ、制作に充てる時間を減らさないこと。

 もう結構な年齢ですし、この歳になってゲーム一本も作れてないってのは恥ずかしいというか、おかしいというか、焦りがあります。(と、同年代で活躍してる漫画家ラノベ作家、イラストレータ、声優さんなんか見てると思ってしまいます。)
 そろそろなんとかしなくてはいけないと思っています。

長くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。